キャッチャーのフレーミング強化におすすめ!
サンドボール練習法
勝負を分ける
フレーミング技術
プロ野球においてキャッチャーの役割は極めて重要です。
特にフレーミング技術はストライクゾーンの判定に影響を与え、ゲームの流れを変えることまで言われています。
今回はフレーミングの基礎練習法とサンドボールを使った練習法をご紹介します。
フレーミングとは
フレーミングとは、ストライクゾーンの境界やわずかに外れた投球を、審判がストライクと判断するように見せるものです。
間違えてはいけないのは、フレーミングとはミットを動かして審判を欺く行為ではなく、投球の軌道に合わせて自然に捕球する技術ということです。
試合中、審判はミットの位置と捕球のタイミングで瞬間的にストライクかどうかを判断しなければなりません。そのため、キャッチャーの動きによってはストライクゾーンの見え方が変わり、ストライク球でもボールと判定されてしまうことがあるのです。
ショートバウンドで学ぶ
フレーミングの基礎練習
フレーミングの技術向上には、ミットの位置や角度を意識し正しいフォームで捕球することが必要です。フレーミングを学ぶうえで特に効果的なのが、ショートバウンド捕球の練習です。
フレーミングで低めの投球を捕るときの動きは、一塁手がショートバウンドをすくい上げる動きと似ています。一塁手のように低く構え、地面に跳ねたボールをミットを上げながら捕球することで、低めの投球でもストライクにすることができます。
習法はシンプルで、キャッチャーミットを装着してパートナーにショートバウンドを投げてもらいます。ミットを上げつつ捕球し、捕った位置でミットを止める動作を10回繰り返します。この練習で、ミットの正確な動かし方と捕球後の止め方を学べます。
WBC選手も実践!
サンドボールでフレーミング技術強化
最近では、WBCで活躍するトッププレイヤーたちもフレーミングのトレーニングに注目しています。2023年には、WBCの出場選手がサンドボールを用いたフレーミングの練習を行っている様子が見られました。重いサンドボールを捕球することで、ミットの止め方をより強化しています。
サンドボールを使ったフレーミング練習法の一つをご紹介します。まずパートナーに下投げでボールを投げてもらいます。ミットを上げながら捕球し、捕球した位置で3秒間キープします。これを10回繰り返します。重いボールを捕ることで、リストや腕の筋力を鍛え、さらにやミットの止め方や力を入れるタイミングも自然と身につけることができます。
ダイトのサンドボールで
フレーミング技術向上!
ダイトのピッチング用サンドボールは、130g・150g・200g・350g・500g・1000gの、6種類のサンドボールをセットで販売しています。今回ご紹介したキャッチャーのフレーミン技術向上の練習はもちろん、投球フォーム修正や球速アップなど、ピッチャーのトレーニングにも使えます。
ぜひ当社自慢の製品を一度試してみてください。